鉄道の小部屋
名鉄の車両研究室
名古屋鉄道の車両を研究するページ
物心がつく頃にはパノラマカーが走っていて普段の生活でも乗車する機会も多かったです。こんな環境で育った自分には名鉄とパノラマカーの存在は空気とおなじくらい当たり前の光景でした。
当時はSR車が全盛でAL車、HL車などの旧型で非冷房車両も走っていました。AL車の窓を開け、釣りかけのモーター音を聞きながらの乗車も今では考えらない贅沢だったのではないでしょうか。
高校生の時には電車通学になり毎日名鉄に乗れる生活になりました。どんな車両がくるのかわくわくしながらの通学で、パノラマカーが来た時の前面展望や最後尾での展望を楽しんでいました。
6500系通勤型が導入された時期で6000系通勤型もいくつかのバリエーションもありましたが興味は車両のデザインに個性がたっぷりのAL車とSR車の5000系、5200系、5500系、7000系、7500系にむいていました。当時はHL車はほぼ全車同一デザイン(系列内に個性がない)に感じていたのであまり興味はひかれませんでした。
7000系は6連、4連にさらに特急専用車の白帯バージョンがありとバリエーションに富み興味につきない車両でした。
この頃から鉄道模型に興味がわき調べると当時はTOMIXから7000系パノラマカーの6両編成セットと白帯の4両セットの2種類だけで後に8800系パノラマDXが発売となりました。
鉄道模型をやるにあたっては実車により近づけたく車両の情報を集めだすようになりました。まだ実車は実際に走っていたのでいろんな車両に乗ったり、写真を撮ったりしました。
そうすると各車両の違いを知るようになるとさらに細かい情報が知りたくなっていきます。インターネットが無い時代だったので情報源は雑誌や書籍しかなく、わかる範囲で集めていきました。これらの情報では各型式の変化だったり編成の変化はその瞬間が記事化されているだけなので形式単位での製造から廃車までをまとめたくなる衝動にかられていました。月日が経ちインターネットが普及し、いろんな情報があがるようになりましたが情報としてまとまっているサイトは無いのが現状です。
現在では名鉄の車両もたくさん模型化されているので今まで以上に個々の違いを知りたくなってきました。
最近インターネットで過去の車両について調べようとしているのですが、なかなか情報が得られず思っているほどインターネット上には車両の情報、写真が無い事に気づきました。
ここのサイトを通して名鉄の旧車の情報をすぐに取り出せるようになればと思っております。あわせて最近はあまり活発でないように感じるのですが、記念切符や名古屋鉄道発行のテレフォンカード、
パノラマカード(各種)などの情報も上げていきたいと思います。